クーラーボックス 保冷・保温性能 比較実験 おすすめはどっち!?
クーラーボックスは、釣り、レジャー・アウトドア、買い物などで食べ物、飲み物、魚を手軽に保冷する事ができ、暖かい時期には大活躍するアイテムの一つです。
そんなクーラーボックス。ホームセンターなどでクーラーボックスコーナーを見ると、「発泡スチロールむきだしタイプ」と、一般的な「プラスチックタイプ」のクーラーボックスに大別されると思います。
今回はこの双方のクーラーボックスで、保冷性能が高いのはどちらかという謎を簡単な!?実験で検証してみました。
今回保冷性能比較実験で使用するクーラーボックスはホームセンターで購入した発泡スチロールむきだしタイプとプラスチックタイプのものを使用。大きさは大体同じです。
画像左(発泡スチロール)クーラーボックスの仕様
●外寸:405×320×320
●容量:15.5リットル
※過去記事にも登場してます。
画像右(プラスチック)クーラーボックスの仕様
●外寸:398×262×307
●容量:16.5リットル
保冷性能比較実験方法
実験方法は、双方クーラーボックスにほぼ同じ温度の水道水を4リットル入れ、フタをした後、水深12cm、水温45度の浴槽にクーラーボックスを入れます。その後、15分ごとに4回(1時間分)クーラーボックス内の水温を水温計で計測し、温度変化を調べます。時間経過で温度変化が少なかったほうが保冷性能が優れているということになります。水深を12cmにしたのは、浮力でクーラーボックスが浮かんでくるからです。それでも発泡むきだしタイプは浮かんでくるのでオモリを乗せました。
見えずらいですが、水深はスケールで12cmのところ。
実験開始
画像左が発泡むきだしタイプ。右がプラスチックタイプです。早速双方に水道水4リットルを入れましたが、発泡タイプのほうが水温少しだけ高いですねw素材の温度が上がっていたんでしょうか!?実験開始時の水温
発泡タイプ12.7度
プラスチックタイプ11.9度
15分経過時の水温
発泡タイプ13.1度(開始時との差+0.4度)
プラスチックタイプ12.4度(開始時との差+0.5度)
30分経過時の水温
発泡タイプ13.3度(開始時との差+0.6度)
プラスチックタイプ12.8度(開始時との差+0.9度)
45分経過時の水温
発泡タイプ13.5度(開始時との差+0.8度)
プラスチックタイプ13.2度(開始時との差+1.1度)
60分経過時の水温
発泡タイプ13.9度(開始時との差+1.2度)
プラスチックタイプ13.5度(開始時との差+1.6度)
双方あまり温度変化がないので、実験開始から2時間後の温度も計測しました。
120分経過時の水温
発泡タイプ14.5度(開始時との差+1.8度)
プラスチックタイプ14.3度(開始時との差+2.4度)
実験結果
水を入れたクーラーボックスを浴槽に入れて2時間。温度変化が少なかったのは、発泡むきだしタイプの方でした。よって、今回の実験では、保冷性能が優れているのは発泡むきだしタイプのクーラーボックスという結果になりました。とはいうものの、どちらも差はあまり無い感じです。さらに時間経過してどうなるのか!?・・・そもそも、今回の実験方法自体、クーラーボックスの体積、厚みなど、様々な条件・要因を無視した、ツッコミどころ満載の小学校の自由研究レベル以下の実験ですので、甲乙付けるのは難しいかもしれませんw
発泡クーラーボックスか、一般的なレジャー用プラスチッククーラーボックスかで迷っている方は今回の実験結果を参考程度にお考え下さい。
それにしても、初めてこんなくだらない実験してみましたが、クーラーボックスって安物でも意外と優秀なんですね~、2時間お湯に浸けていても上昇した温度が1.8度~2.4度で納まるとは。(2時間後浴槽のお湯はすっかり冷めてましたけど)
それを考えると釣り専用の高価なクーラーボックスだと魔法瓶水筒などで使用されている真空パネルを採用しているモデルもあるので、そちらはさらに保冷性能優れているのかもしれないですね!そのぶんお値段は張るので、機能性とか気にせず、ただ魚を保冷できればいいやって方は安物クーラーボックスでも十分かもしれないです。
人気クーラーボックス
人気の釣り用クーラーボックスランキング(楽天市場)
Amazon・釣り用クーラーボックス価格相場
Yahoo!ショッピング売れ筋クーラーボックス
一般的なクーラーボックス市場参考価格
楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング
スポンサーリンク
最近のコメント